energyboxコースの音質審査を終えて。

 

いつもブログをご覧いただきまして
誠にありがとうございます。

 

10月31日に
Sound Meet in東日本
2021いわきステージへ
参加させていただきました。

私は今回も大変恐縮ながら
弊社のenergyboxコースにて
音質審査を担当しました。

なんと弊社2WAY・3WAYコース合計で
20台のエントリーです!

おかげさまで審査時間が足りなく
気がつくとあっという間の一日でした。

エントリーいただきました皆様に
あらためてお礼申し上げます。

 

昨年は、弊社コースの審査終了後に
『TWに頼った定位と音造りの改善』
高域(TW)の歪の改善』
を提案させていただきました。

参加されたほとんどの方に
素晴らしい改善が見られて
とてもS/Nの高い音楽を奏でられており
大変感激しました。

basisBT/BT+を発売し初イベントでしたが
試聴するかぎりでは
相当に効果が発揮されているようです!

 

今回の弊社課題曲では低音に的をしぼり
低音のレンジの広さと解像度の高い再現性』
を審査項目としました。

予想はしていましたが難しかったようで
今回の審査基準を満たしているお車が
ほとんどいなかったことが少々残念です。

唯一、2Wayコースで優勝された
インプレッサ・スポーツのオーナー様の低音が
とても印象に残りましたが
私の審査基準のクリアまでには
残念ながらあと一歩というところでした。

実はエントリー車のほとんどの音に
『ある帯域から下の低域がスパッと
急に無くなってしまう不自然さ』
を感じました。

 

皆様の出音を試聴して私なりに考えたこと。

『低域を適正なレンジと量感を得ることで
中高域の音がかき消される事を嫌った?』

みなさま、いかがでしょうか?

 

低音を適正な調整値にすると中高域の音に
聴こえない部分がでてしまう理由は
『低音の音質がまったくクリアーではない。』
『コーン紙の制動が正常ではないため
余計な音まで再生している。』

原因はいろいろと考えられるため
本気で解決しようとすると大変です。

 

審査にあたり弊社課題曲の他に
イベント課題曲『歌よ』
あわせて試聴させていただきました。

こちらの楽曲を再生すると
皆様とても美しい音で奏でられています。

しっかりとした低音が土台に構築されると
歌よ』ではさらにダイナミックな曲調や
感情あふれる歌唱表現ができるはずです。

ぜひ次回イベントまでに
低音の再生・再現性に全ての力を
注いでいただければと思います。

音楽の表情そのもの』から
変えていただけることに期待しております。

 

下記のコースで優勝したオーナー様
おめでとうございます!!

■energybox 2WAYコース優勝
-SUBARU インプレッサスポーツ

オーナー U 様
製作ショップ POINT UP

 

■energybox  3WAYコース優勝
-SUBARU レヴォーグ

オーナー O 様
製作ショップ SOUND WAKUI

 

Third Technologyのブースは
TOYOTAカムリハイブリッド↓

クリアーで量感のある低音を目指しました。
まだまだ進化する予定です!

ご試聴いただきましたお客さま
誠にありがとうございました。

イベントの主催関係者さま
お声がけいただきましたお客さま

この度は大変お世話になり
誠にありがとうございました。