いつもブログをご覧いただきまして、ありがとうございます。
少しずつ新製品energyboxfeel ACP の取り付けを終えられたオーナー様が増えてきているようです。
ACP開発時に『この音を出したい!出さなければならない!』と思い、一音に拘り続けた際に使用した2枚のアルバムがあります。
『皆様と出音を共有したい』という思いがありますので、ぜひ最後までご覧ください。
本日は一枚目のアルバムをご紹介します。
日本が誇るJAZZギターの名手である渡辺香津美さんのアルバムです。
http://www.kazumiwatanabe.net/
アルバム名は、ギター・ルネッサンス。
ギター・ルネッサンスと言うアルバムは、このアルバムを第一段とし、以後シリーズ化されており、とても聴きごたえがありお勧めです。
私の経験から申し上げますと、このアルバムに収録されているギターの「弦の直接音」、弦の音がボデイーの中で響きを伴って出てくる「間接音」、そして、直接音と間接音が時間差を伴って、『木で出来た美しいホールの柔らかな響きと一体となり、楽曲が完成』します。
そう考えますと、車で再生する音楽としては、相当にハードルが高いかもしれません。
私は『この音楽を、安心して聴き入ることが出来るカーオーディオ専用製品を造り上げること』を目標として今日に至っております。
皆様へご提案することは『このギターの中域、低域を正しく再現してみませんか? 』ということです。
初めてこのアルバムと出会った当時は、ギターの低音弦(5弦、6弦目)の音は「ボーォーン」というような鳴り方をしておりました。
残念ながら低音弦が 「ボーォーン」と鳴っている場合ですと『その弦は古い弦の音を再現しているように感じます』
そのような弦の音では、ギター(楽器)の良し悪しを聴き分ける事が出来ず、演奏者様の技量さえも判断が難しくなり、
ましてや楽譜に書かれている演奏内容であるのかさえも、理解出来なくなってしまいます。
そして、アルバムジャケットに映し出されている美しい木のステージや、素晴らしい音響のホールだと言う評価さえも、疑わしいと思えるような鳴り方にしか聴こえていなかったことが思い出されます。
きっとレコーディング時には、新しい弦に張り替えられて演奏されているはずなのです。
しかし、カーオーディオでは古い弦のような音に聴こえてしまう為に、イコライザーで新しく張り替えられた弦の音になるように調整していきます。
ところが結果は・・・・『何かが失われて行くばかりなのです。ここが生楽器の本当に難しいところだと思います』
何が失われて行くのかは、ここでは敢えて書く事はいたしませんが、ご察しいただければと思います。
良いギターに新しい弦が張られている場合の音を、極端な言葉で表現しますと、
立ち上がりは早く反応が軽いので、『ヴィ~ィ~ィ~ン』と言う響きを含んだ音がするはずです。
もし、ここに書かれているような「ボーォーン」と言う音がしていた場合には、その音の立ち上がりの速さ・反応の鋭さ・軽やかさが表現できるような
何らかの解決策を模索しなければならないと思います。
もし皆様の音が、本日書かせて頂いたような「ボーォーン」と言う音で鳴っている場合には、
『ぜひfeelシリーズキャパシターとACPの組み合わせにチャレンジしていただきたいのです!』
『きっと、大きな解決の糸口が見えて来るはずです!』
2枚目のアルバムは、また後日ご紹介させて頂きます。