いつもブログをご覧いただきまして、
ありがとうございます。
おかげさまでRISE USBは大反響です。
今回は新製品の開発時のお話です。
きっかけはライブハウスでした。
ミュージシャンの方と音響エンジニアの方が
口を揃えていた悩みを聞いたのが始まりです。
生演奏の録音後に、その場で再生しても
・本人の声のリアルさが伝わらない。
・楽器メーカーの違いが判断しづらい。
・後ろの演奏者の区別がつかない。
『せっかくの素晴らしい演奏者のテクニックや
個性がまったく感じとれない音』ということでした。
しかし、
機材は世界的に有名な一流の機材ばかり。
そこで私が感じたことは
『この悩みはCar Audioと凄く似ている』
ということ。
カーオーディオでは高級な機材を使用しても
施工する方の技術や調整能力とは別に、
電源環境で機材の能力が左右されます。
そこで直感的に
「アースの強化が必要』と感じたのです。
私には
basis BT/BT+開発時に苦労したので
アースに対する経験値はありましたが、
直流という車の電気を専門としています。
今回は未経験である交流の電気です。
すでに施工されている200V電源や
ノイズ対策用のダウン・トランス、
施工済のアースの数々・・・。
そこから開発がスタートして・・・・
と書き出したいところでしたが、
開発中の試行錯誤の2年間の様子は
苦労をわかってほしい気持ちもありますが、
あまりにも地味すぎる積み重ねでしたので
今回は割愛させていただきます。
完成してから振り返ると
電気に対する考え方は一緒でした。
車の電気(12V)も
家庭用の電気(100V・200V)も
電気を流す考え方は共通しています。
電圧・電流・ノイズ・アース等を
どうすることが一番正しいのでしょうか。
車の電気は未知の部分が多すぎて
この時代でも正解がないと言われており、
各メーカーさまで考え方が異なります。
私は車の電気だけを研究してきましたが
間違っていなかったことを再確認できました。
ブログタイトルの通りですが、
ライブハウスの皆さんのお悩みごとを
偶然相談されたことがきっかけとなり
本製品が誕生しました。
本当に不思議なご縁に感謝いたします。
RISE USBは車の電気の特性に合わせて
過去から最近の車まで対応できるように、
ノイズが多い車専用に開発したものです。
けっして安価な商品ではございません。
ご購入いただけた皆さまには
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
どのような車で
どのような楽しみ方ができるのかと
お問い合わせが多い毎日です。
ぜひ、ご購入いただいたお客様からの
リアルな体験談をお寄せください。
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