いつもブログをご覧いただきまして
誠にありがとうございます。
この数か月間は試作品に
改良を重ねる毎日でした。
本日は試作品の完成度についてです。
私がモノづくりを行う上で考えてきたことは
『純正状態の車の走行性能と
Car Audioの音質は絶対に比例する。』
今回の試作品は
この考え方を証明できました。
試聴室のシステムでは
これ以上は限界のようで
何をしても部品の違いによる
音色の変化(好み)だけです。
『私が求めていた音楽本来の姿』が
ついに表現できるようになりました。
『なぜオーディオ装置が
生音に感じさせてくれないのだろう?』
と疑問をいだき・・・
それならばと
目の前の生演奏を媒体に録音し
その場で再生しながら演奏者本人の声
楽器の音を地道にすり合わせ続けました。
この手法は根気のいる作業でした。
おかげさまで現在の試作品は
しっかりとした基音と倍音を奏でています。
ここから先は、機材のグレードと能力に
ゆだねられる次元になるものと思います。
ホームオーディオでも音質に納得できなく
あえて聴くことをさけ続けてきた
フルオーケストラとJazzのbigband。
試作品を装着すると
カーオーディオ機材でも驚くほどに
感動する音質を奏でています!
測定器で機材の動作波形を確認すると
無音状態では(車ではアイドリング時)
常に安定しています。
ところが音量を上げて
機材が電力を要求するようになると
状況は一変します。
驚くことに
『音量を上げて負荷をかけたほうが
機材の動作がはるかに改善されます。』
これを車にあてはめると
「アイドリング時よりも走行状態の方が
電装品の動作が安定している。」
ということになります。
以前に、弊社REVIEWページにて
「オーディオの音量を大きくして
鳴らしてみたら鳥肌がたった!」という
コメントをいただいたことがありました。
今回の試作品は小さな音量なのに
高音質で鳥肌が立ちそうなほどです。
このブログを技術者の方がみると
私が書いていることは非常識だと
思われるかもしれませんが・・・
通常はどのような電装品も
負荷をかけると動作が不安定になります。
しかし現在のオーディオシステムは
電装品に負荷をかけても
動作が安定する理想的な環境です。
もしかしたら
長年追い続けて来た
『車と電装品との間にある障害』を
乗り越えられたのかもしれません。
・basis シリーズ
・feelシリーズ
・試作品(新商品の予定)
の組み合わせは
夢を実現できるかもしれません。
やはりbasisは
車の電気にとっても
弊社にとっても、私にとっても
『礎(いしずえ)』なのだと思います。
それでは、今日の1曲のご紹介です。
つい先日、Pink Floyd が
28年振りに新曲をリリースしました。
(Roger Watersが参加していない事が
気になりますが。)
今回のウクライナ戦争に心を痛めた
バンド・メンバーが思いを込めて作曲。
曲を歌っている方は
ウクライナでのシンガーと言う立場をすてて
兵士に転向されたと解説されています。
心が痛みますが、敢えて今日の1曲に
選ばせていただきます。
『なんだか目頭が熱くなってしまいました。』
ピンク・フロイド復活
デヴィッド・ギルモアが語る28年ぶり新曲
ウクライナへの想い