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カーオーディオ好きの方の頭を悩ませる
『車で発生するノイズの問題』
ノイズは
・機材が動くと発生する必要なノイズ
・機材の動きを邪魔する不必要なノイズ
というように種類があります。
発生するのは車の構造上仕方がありません。
解明されていないことも多いし
不思議な動き・現象もみられます。
本日は『車のノイズの移動』についてです。
販売店さまよりご質問をいただいたので
その一部を例にご紹介します。
「お客さまからのご依頼で
機材のノイズを除去する〇〇商品を
取り付けました。
しかし、エンジンルームのノイズの量が
かわっていないんです・・・。」
エンジンルームのノイズ量に変化がないと
何か問題なのですかとたずねたところ
「高音が歪っぽく聴こえるんです!」
「ノイズを除去する商品をつけた機材の
ある個所はノイズが減っているのに
同じ機材の違う箇所にノイズが増えた!」
とのことでした。
「もしかして・・・
これってノイズを除去したようにみえて
ちがう箇所に移動しただけですよね?
なぜ、移動するんですか?」
除去したと思っていたノイズが
じつは違う個所に移動しているだけ
ということがあります。
そして、移動したノイズは
さらに別へと移動する可能性もあるのです。
この事実に気がついている方は
おそらく少ないのではないでしょうか?
音が歪っぽく聴こえた原因は
音質に影響が出てしまう回路に
ノイズが移動してしまったから。
ノイズの移動する要因はさまざまです。
弊社の基本的なノイズ対策の考え方
①機材から発生するノイズは
バッテリーで消費する前に少しでも多く
キャパシターに吸収させ消費させる。
(feelシリーズを装着)
②さらに除去できないノイズは
バッテリーに消費させる。
(basisBT/BT+を装着)
それでもまだ完全とはいえないので
次の一手となる新商品を開発中です。
『この考え方と方向性を理解できると
ノイズの移動は意図的なコントロールを
できるようになります!』
車の走りや音質の良し悪しは
機材の動作をさまたげるノイズが
大きくかかわっています。
ノイズは多すぎてもダメですが
少なすぎてもダメだから本当に難しい。
なんて、マニアックなお話でしょう(汗)
■今日の1曲のご紹介
『我が青春のbritish・ROCK
Bad Companyです。
懐かしすぎますかねぇ?(笑)』