いつもブログをご覧いただきまして
誠にありがとうございます。
本日は、J-POPのお話についてです。
女性ボーカリストの ”あいみょん”さん。
私も名前は存じてましたが
恥ずかしながら曲を聴いたのは昨年です。
『可愛らしいお嬢さんですね。』
弊社試聴室で聴くリファレンス音源の中に
”あいみょん”さんの楽曲も用意しています。
最近は「恋をしたから。」という曲を
徹底的に聴きこんでいます。
試聴室では
『この曲の6弦目の低音が
上手く聴こえないけれど、なぜだろう?』と
疑問について社内で話し合っていました。
動画で確認しながら聴いてみましたが
やはりFコードを弾いた時の6弦目が
”パフッ!”という感じの音に聴こえて
音に延びや余韻が感じられません。
普通だと
「握力が弱くて、
弦を抑える力が弱い?」と
感じるような音です。
ギターの6弦目が奏でる音の質に
どうしても納得がいきません。
その理由は下記の通りです。
①録音現場のプロのエンジニアの方々
『この録音でOKするのだろうか?』
という疑問。
エンジニアの方がその音で
OKを出すはずがないと考えます。
②その音が出せないミュージシャンは
『生録音をしないで違うギタリストに
弾いてもらうはずでは?』という疑問。
③『録音風景の動画まで
存在させるだろうか?』という疑問。
私は
『この音が上手く再現できない要因は
オーディオ機材の動作の問題』と思い
さっそく自身の仕事に疑問を持ちます。
それならではと
今までとは少し違う方法を採用!
それからの数日間は
「恋をしたから」を聴き続けました。
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『やはり、6弦目の音は
しっかりと録音されてます。』
『ギターの胴の響きと残響音まで
しっかりと録音されてます!』
結論を申し上げますと
『試作品には問題点はなく
別の要因が関係していたということ』
それと同時に…
今までのCar Audioでは
注目されていない『大きな要因』を
見つけてしまいました。
『大きな要因』は
一般的には解決することが難しいと
いわれている部分。
しかし…今の試作品の動作を見る限り
弊社の技術で対応できることを確認。
楽しみになってきました。
このまま進めたいと思います。