車の電源問題を解決する条件と方法

 

いつもブログをご覧いただきまして
誠にありがとうございます。

現在の私は
『車の環境では到達することが
不可能と考えられている領域』へ
歩み始めております。

basis BT/BT+の誕生と長年にわたり
あたため続けてきた数々の試作回路が
カーオーディオの未知の領域へと
導いてくれています。

新しい情報をみなさまにご報告したいのですが
慎重にすすめる必要のある内容ばかりで
軽率なブログも書けないでおります。

そんな私の近況も交えながら
少し長くなりますがお付き合いください。

 

カーオーディオの音を良くしたいと考える
全ての方にお伝えしたい内容です。

 

1.ACアダプターをいじり倒す

最近は趣味の一環でもある
ACアダプターいじりを楽しんでいます。

ACアダプターはAC100V入力のDC出力ですが
出力電圧も電流も発電方式もさまざまです。

これは
『発電方式が決まった中で
どれだけ自身の意図する直流へ
コントロールできるのか』
という実験です。

数百円から1万円ほどのACアダプター類ですが
なかなか面白くすっかり没頭してます。

ACアダプターの電源品質が低いものを選び
思い通りのコントロールを目指すのです。

弊社基準の電源品質にするには
後付けの試作回路がどんどん複雑になり
たくさんのパーツで組む必要があります。

最終的にACアダプター本体の
数倍の大きさになってしまうこともあります。

『たくさんのパーツで構成されると
ケースのサイズは笑えないほどの大きさ!』

不思議なことに
『たくさんのパーツを使用して
複雑になればなるほど
感心する音が出せなくなる。』

皆さんの中にはサイズが大きくなるほど
たくさんのパーツを使用したほうが
音が良くなると考える方はいませんか?

この答えは、このままブログを読み
確認してください。

 

次に質の良いAC/DCコンバーターに交換。

そうすると今度は
理屈どおりに試作回路を組み上げると
あっという間に感心する音が出る!

回路がシンプルになると
『複雑なものより相当に音が良い!』

やはり、ここでも電源回路は
シンプルな方が『音が良くなる』という
考え方は正しいことが証明されました。

 

『音が良くなる』という表現を
TVの映像に例えて
アナログ放送とデジタル4K放送とします。

音のクリアーさとキメ細かさは
この映像の再現性に比例します。

さらにTVの映像では
”色の表現(再現性)”を
感じとることができます。

カーオーディオの場合は
”様々な色の表現”を担当するのは
機材(アンプやプロセッサー等)や
ケーブル(電源/スピーカーケーブル)
です。

好みの音楽ジャンルの再現性を求めて
機材や配線を選択できるようになると
CarAudio はさらに楽しくなります。

TVの映像は
コンセントの電源品質で良くなる。
カーオーディオは
バッテリーの電源品質で音が良くなる。

これらは共通していると思います。

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2.ACアダプターの電源品質と
車の電源品質は似ている?

『ACアダプターでバッテリーを充電する。』
という実験をすることがあります。

通常は充電器を使用すると済むお話。
あえてACアダプターでバッテリーの充電を
試みるというものです。

そうして何度もトライを続けていると
驚くべきことに気がつきました。

『車の電源品質とACアダプターの
電源品質が似ている?』

これはACアダプターの電源品質は
ノーマルの状態だと非常に悪く
車の電源品質に凄く似ています。

オシロスコープの画面上の波形では
品質の悪さが確認できるのです。

私たちはこのような電源品質の中で
良い音だ! 悪い音だ!
走りが良い! 悪い!と
車の中で一喜一憂させられている・・・。
悔しい思いがするのは私だけでしょうか?

ACアダプターのように歪んだ車の電源。
大もとのバッテリー環境が悪いので
どんなに良い機材を導入しても
メーカーが意図した性能は発揮できない。
残念ですが、これがカーオーディオです。

車はバッテリーを新品に交換すると
電源問題が解決するものと考えませんか?

ところが…

車に新品バッテリーを搭載すると
およそ2000キロ前後の走行で
バッテリーの内部抵抗が完全にあがり
充放電性能が変化する性質があります。

簡単に説明すると
音も走りも最高に良い状態は
最初の短い期間だけしか体感ができず
その後は十分に電力を伝えられない性能で
使い続けるしかないのが車のバッテリーです。

※basisシリーズを装着車は
内部抵抗を新品時に近い状態まで
引き戻す効果により、バッテリー寿命を
迎えるまでのあいだは高い放電能力を
維持します。

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3.音の違いがわかる出音の再現

弊社試聴室ではレコーディング・スタジオや
ライブ・コンサート会場等で使われる
プロの技術と方式を採用しています。

カーオーディオ機材の電源環境で
どの程度の音質改善がみられるかを
時間をかけて検証するのです。

”バランス伝送(接続)”
と言う音楽信号の伝送方式。
こちらは一般的なRCAケーブルとは違い
キャノン端子で接続する方法です。

最近はヘッドホンを使用する機材の中でも
バランス接続ができるタイプがふえました。

みなさまは
『ヘッドホン端子でバランス接続と
アンバランス接続を差しかえて音質の変化を
どのくらい感じとれるでしょうか?
車に比べると音質の変化が
わかりやすいでしょうか?』

CarAudio業界でも過去に
バランス式のアダプターがありましたが
変化がわかりづらいという理由から
あまり普及しなかったと記憶しています。

長い間、疑問に思っていましたが・・・
『音楽のプロが現場で用いている技術でも
変化が感じられないほどCarAudioの
技術レベルは高いのでしょうか?』

それとも・・・

『プロの現場で認められた正しい技術でさえ
受けつけないほどに劣悪な何かが
CarAudioには潜んでいるのでしょうか?』

なぜ、カーオーディオにだけ
音楽のプロの技術が通用しないのでしょう?

そんな疑問の解決に向けて
電源品質を改善へ試作品を投入!

そうすると測定器の波形が変化し
スピーカーからの再生音が大きく変わり
明らかな音質向上を感じられました。

『これが先程書かせていただいた
TVの4K画像に例えた出音です。』

とても同じ楽曲とは思えません。

 

アナログ放送でも
想像力を膨らませられる上級者の方は
「そこにいるように感じる!」と
言いきれる音かもしれません。

しかし同じ映像を4K放送で見ると
『むだな想像力をかきたてなくても
自然とイメージできてしまう説得力。』

車という特殊な電源環境では
バッテリーの品質を改善する対策が
必要不可欠であるとお伝えしたいのです。

弊社が目指している目標は
CarAudio初心者の方が
出音に対して想像力をかきたてなくても
「これはすごい!
車の中でこんな音で音楽を聴きたい!」
と思っていただけるような
音の違いがわかる出音』
再現することです。

 

 

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4.劣悪な車の電源環境

自動車メーカー・電装メーカー様が提案する
最近の車の電源環境は過酷すぎます。

カーオーディオにはあまりにも適していない
車の動作力を優先した電源品質。

カーオーディオの音質を追求したい
私たちにとってはたえがたいほどの
歪みの多い電気。

デジタル回路を数多く搭載した
主流になるディスプレイ・オーディオは
新車時から大きな位相のズレが発生。

あちらこちらに音が散るような
ピントの合わない音の聴こえ方。

歪んだ電気はこれらの問題を
引き起こす大きな要因になっています。

残念ながら
カーオーディオの性能をひきだせない
ただ動作させるだけの電源品質と
なってしまったのです。

最新の車の電気事情を理解しないで
オーディオシステムをくむと
冒頭でお話した質の悪い
ACアダプターのクオリティー以下になる
可能性が十分に考えられます。

バッテリーの電源環境に対策をしないまま
オーディオ機材を交換しても
発電も充電も常に不安定で悪循環です。

ナビやプロセッサーの音調整機能を使うと
ビックリするくらいに音が良くなり
感動した経験がありませんか?

ところがバッテリーが質の悪いACアダプター
の状態で機材が駆動していたとすると
新しい機材から出る音を4K放送のように
近付けることは不可能です。

一度感動した音の先には
さらなる大きな感動する音がまっています。

たどりつくためには
バッテリーの電源改善対策が必要です。

 

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5.電源問題を解決する条件と方法(車の走り/音質に拘る方向け)

①車に定められた基準に合う
新しいバッテリーを搭載する

新車時に搭載されているバッテリーは
リサイクル鉛バッテリーなので
『オーディオ再生には不向き』です。

バージン鉛を使用している
新品バッテリーが最良です。

そうでない場合は製造から3年くらいを
目途に交換が理想的です。

使用環境で異なりますが
3年を過ぎると放電力が極端に弱くなり
ECU(コンピュータ)/カーオーディオ機材に
十分な電力を届けられません。

 

②バッテリーの純正アース線を点検/交換する

新品純正アース線が最良であり
腐食している線は要交換です。

見ためからは劣化していないようでも
国産車で5年くらい、ヨーロッパ車では3年を
目途に交換されると音質が変わります。

電気が流れると
ケーブルの芯材の見ためは綺麗でも
インピーダンスが上昇し劣化がすすみます。

 

③basis BT/BT+をバッテリーに装着する

みなさまがまだ体感したことのない
電源品質の世界へとたどりつくためには
欠かせないアイテムです。

新品バッテリーでも
早い段階で性能が劣化する性質の
常識をくつがえす製品です。

他社製品を多数使用されている場合は
併用すると本来の性能が発揮できません。

電源改善パーツをたくさん併用すると
さらに効果が高くなると思いませんか?
しかし、じつはそれは大きな間違いです。

ぜひbasisシリーズだけの装着にて
1週間以上車を使用してから
どちらが走りも音も最良と感じるか
ご自身でご判断ください。

 

④オーディオ機材はfeelシリーズで強化する

basisシリーズで改善した電気をさらに
機材に届ける大切な役割をにないます。

機材内部パーツの充放電も活性化し
性能を引き戻すことが可能になる
今までなかった、まったく新しい製品です。

あるのと、ないのとでは
次元が違うくらいに変化を楽しめます。

製品の良し悪しについてはエージング時間で
最低40時間を目安に判断してください。

電源端子が長いので複数個使いが
楽しめるのも特徴の一つです。

オリジナル接続図を参考に接続すると
驚きの効果が体感できると思います。

 

 

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最後に・・・・

CarAudioは、より本来のAudioらしく!
機材の能力は、より本来の機材らしく!
車も、より本来の車らしく!

『これが弊社が提案している
電源環境整備の基本的な考え方』

現代の車の電源事情の
過渡期を無事にのりこえて
『夢のあるCar Audio Lifeを
共に目指していくこと』が
弊社の願いです。

みなさま、今後とも
お力添えいただけますよう
宜しくお願いいたします。