Sound Meet in東日本2024 やまがたstageへ参加致します。
今回のenergyboxコースの課題曲はこちらの2曲です。
■課題曲1
曲 名 : Emile (エミール)
ミュージシャン : Benjamin Lackner Trio
(ベンジャミン ラックナートリオ)
アルバム名 : Last Decade (UCCE-1196
演奏者 ジェームス・ルガール
審査ポイント
『どこまで生のウッドベースらしい音がしているか』です。
課題曲を上手く鳴らすための攻略のカギは
『楽器が発生する直接音と間接音のエネルギーバランスを
理解すること』、
『ウッドベースの基音と倍音の周波数特性とエネルギーの
比率を理解すること』です。
※ウッドベース胴体からの間接音が大き過ぎると、低音が
膨らみ過ぎて弦を弾いた時の直接音が消されてしまうため
注意が必要です。
上記に気を付けて、中低域に付帯音の少なくクリアーで
ありながら、ふくよかさを感じる音を目指してください。
Last Decade – ハイレゾ音源配信サイト【e-onkyo music】
■課題曲2
曲 名 : アリア・ダ・カーポ(Aria da capo)
ミュージシャン :
YASUAKI SHIMIZU & SAXOPHONETTES
(清水 靖晃 & サクソフォネッツ)
アルバム名 :
J.S.BACH GOLDBERG VARIATIONS(AVCL-2569)
審査ポイント
一聴するとただのメリハリのない演奏に聴こえてしまいます。
しかし音楽情報が正しく再生されるオーディオシステムでは、
細やかなテクニックや計算され尽くした定位、ホールの
天井の高さの再現性等聴きどころは沢山あります。
審査ポイントは下記の3点とさせていただきます。
- 演奏に用いられているテクニック。
(長い息の中での息の強弱や音の切り方など) - 楽器の定位
(演奏の定位はセンターにサキソフォン、斜め右
少し奥に低音楽器が定位しますが、一般的な
クラシック録音とは違いかなり近い位置に定位
しますので、注意が必要です。) - ホールの響き
(ホール全体を一つの楽器として考えホール全体を
響かせた録音だと書かれています。
しかし、響きはとても良く制御されていて適度な左右の
広がりと高さ方向の豊かな響きに録音されています。)
ゴルトベルク・ヴァリエーションズ – ハイレゾ音源配信サイト【e-onkyo music】
むずかしい曲ですが、ぜひチャレンジしていただければと思います。
皆さまにお会いできるのを楽しみにしております。